基本方針。
圧入して加熱
圧入したうえで加熱し、樹脂と溶着させます。ABSやナイロンでよく用い、1000回を超える着脱に耐えます。
振動で挿入
取り付け時に超音波が樹脂を溶かします。速く自動化もしやすいので、量産に向きます。
切削ねじ
下穴にねじを切って入ります。取り付けは速いものの、熱挿入と比べると強度にばらつきがあります。
成形時に型内へ
インサートを型に据え、その周りに樹脂を成形します。きわめて強い代わりに、型への投資が要ります。
線材コイル
抜けに強いコイル状のねじです。軟らかい材料でねじに極端な荷重がかかる場合に使います。
環境に応じて
防食なら黄銅、強度なら炭素鋼、上位仕様ならステンレス。
よくあるご質問
インサートなら強く、回数も稼げ、高温多湿にも強い。成形ねじは安く単純です。品質を問う樹脂組立ではインサートが標準です。
下穴はインサート外径に0〜0.1 mmのすきまを足した寸法。ボス径はインサート外径の2倍以上に。
熱挿入で軸方向に約2000 N、超音波で1500 N。材料と深さによります。
取り付け後、試料で引抜き試験を行ってください。かみ合いの良否と樹脂の損傷の有無を、目視と荷重測定で確かめます。
熱挿入なら数百回、セルフタップなら50〜100回ほど。回数が極端に多いならヘリサートが最適です。
熱挿入インサートは材料の限界まで強度を保ちます。高温では樹脂がクリープし、ねじのかみ合いが弱まります。
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