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射出成形金型の図面:金型の上下型、キャビティ、ゲート、エジェクタピン
LSRとHTV

液を送り込むか、生地を押し固めるか。向く数量が違います。

液状シリコーンゴムのLSRも、高温加硫のHTVも、できるのはシリコーンゴムの部品です。LSRは二液の液体を射出成形し、HTVは固形の生地を圧縮成形します。採算の構造も部品の性質も違います。

工法の比較中国・無錫市最小ロット1個DFMレビュー込み

並べて見るまとめ。

LSR(液状シリコーン)

二液の液体を加熱した型へ送り込むと数秒で硬化します。射出成形の周期は30秒から90秒。数の出る小さな精密部品向きで、医療、育児用品、電子機器のシールに使われます。

HTV(高温加硫)

固形の生ゴムを加熱した型で押し固めます。加硫は2分から10分、圧縮成形かトランスファー成形です。型は安く済み、大きな部品もでき、少量なら採算が合います。

項目ごとの内訳。

項目LSRHTV
原料の形二液の液体固形の生地(ロールで練れる)
工法射出成形圧縮成形・トランスファー成形
サイクルタイム30秒から90秒2分から10分
型費$15K-50K$3K-15K
量産で採算が合う1万個以上100個から1万個
部品の最大寸法小~中(200mm)大型も可能(500mm超)
精密高い(±0.05mm)中程度(±0.15mm)
色の揃い優れる良好
自動化全自動が可能一部は手作業
バリ(余分な材料)ごくわずかより一般的
医療グレードありあり(USPクラスVI)はい
代表的な用途医療、乳幼児用品、精密部品ガスケット、大型シール、少量生産

どちらをいつ選ぶか。

液状シリコーンのLSRを選ぶのは次の場合です。

高温加硫のHTVを選ぶのは次の場合です。

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よくあるご質問

液を送り込む — よくある質問

LSRの型費はいつ回収できますか

LSRの型は1万5千ドルから5万ドル、HTVの型は3千ドルから1万5千ドル。その差はおよそ1万2千ドルから3万5千ドルです。一方で一個あたりの費用はLSRのほうが安い。周期が短く、手間も無駄も少ないからです。損得の分かれ目は部品の複雑さにもよりますが、だいたい5千個から1万5千個。それ以下ならHTV、それ以上ならLSRに軍配が上がります。生涯で5万個を超える見込みの量産なら、まずLSRが正しい。5千個以下ならたいていHTVです。

成形周期の差はどこから来ますか

LSRでは液をあらかじめ混ぜ、160℃から200℃の熱い型に射出すると、数秒で硬化します。小さな部品なら全部で30秒から45秒です。HTVでは生地を型に入れて圧力をかけ、温度を保って2分から5分かけて架橋させます。さらに型を開き、部品を取り出し、清掃して次を仕込むのに30秒から60秒。一個あたり3分から10分かかる勘定です。数がまとまるほど、LSRの効率の差は積み上がります。

精度と公差はどうですか

LSRの射出成形は、熱可塑性樹脂の射出成形に並ぶ精度が出ます。要所で±0.05mm、全体で±0.1から0.15mm。多数個取りの型でもキャビティごとのばらつきが小さい。HTVは通常±0.15mmで、部品どうしの差も大きめです。医療機器のシールや精密ガスケットのような精度を要する部品にはLSR、±0.2mmで済む一般的なゴム部品にはHTVが向きます。

医療グレードのシリコーンはどちらの工法で

どちらもUSPクラスVIやISO 10993に適合する医療グレードがあります。医療向けの量産でLSRが好まれるのは、工程を自動化でき、人の手が触れる機会が減って汚染しにくく、品質が揃い、医療機器の品質システムに馴染むからです。医療グレードのHTVは、少量生産や大きな特殊部品に使われます。近年の医療用シリコーン部品はおおむねLSRです。

シリコーンのインサート成形はできますか

できます。どちらの工法でも硬い下地の上にシリコーンをかぶせられます。LSRの二色成形なら同じ機械でまず樹脂、次にシリコーンを射出します。HTVのインサート成形なら、あらかじめ成形した樹脂をシリコーンの型に入れます。LSRのほうが自動化が進み仕上がりも揃いますが、HTVは少量向きの選択肢です。こうした製品では、数量と求める精度で工法が決まります。

納期はどう比べられますか

型の製作はLSRで6週から10週、HTVで4週から6週。いずれも型ができてから1週から2週で初品が出ます。全体では、設計から最初の量産までLSRで8週から12週、HTVで6週から10週。型ではHTVがやや速く、生産ではLSRがやや速いということです。

5軸CNCフライス加工の図面:ポケット、工具経路、寸法を示すAl 7075-T6ブロック

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