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放電加工(電気放電による)
制御した電気の火花で材料を取り除く方法です。電気を通す材料なら硬さを問いません。鋭い内角も、深く狭い溝も、込み入った輪郭も作れます。刃で削るより遅くはあります。
CNC加工(フライス・旋削)
刃で削って材料を取り除く方法です。速く、融通が利き、たいていの形状で安く上がります。制約は工具の届く範囲と、工具の形(鋭い内角は作れません)、そして材料の硬さで、現実には50HRCあたりが限界です。
項目ごとの内訳。
| 項目 | 放電加工 | CNC加工 |
|---|---|---|
| 材料の硬さ | 硬さを問わない(0から70HRC超まで) | 現実の限界は50HRCほど |
| 鋭い内角 | 可(難なく) | 工具半径に縛られる |
| 速さ(ふつうの形状で) | 遅い | 速い |
| 面粗さ | Ra 0.2~6.3µm | Ra 0.4~3.2µm |
| 公差 | ±0.005~0.02mm | ±0.025~0.1mm |
| 段取り時間 | 速い(ワイヤ放電) | 中程度 |
| 工具・電極の費用 | 消耗する電極 | 消耗する工具 |
| 最大の除去能力 | 低い(毎分0.1~5cm³) | 高い(毎分100cm³超) |
| 表面の健全性 | 再凝固層(0.01~0.05mm) | 再凝固層なし |
| 形状一つあたりの費用 | より高い | より低い |
| 用途 | 特殊な形状 | ほとんどの形状 |
| 主な用途 | 鋭い角、焼入れ部品 | 主たる加工 |
どちらをいつ選ぶか。
放電加工を選ぶのはこんなときです。
CNC加工(フライス・旋削)を選ぶのはこんなときです。
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